物事には二面性があり、よい出来事には都合の悪い出来事があり、悪い出来事ににはよい出来事が隠されている。
つまり、物事はいい悪いではなく、ただそこにあるだけ。ところが我々はその出来事に「良い」、「悪い」のレッテルを貼る。そしてそのレッテルに自分の感情を左右されるのだ。言い換えれば感情に自分の人生をコントロールされることになる。
本当の姿は「良い、悪い」が統合された「中立」なこと。そこに気がつき、「良い、悪い」を統合したとき、世の中のすべてのことは「感謝と愛」に変わるのだ。そのことを見事に教えてくれるのがドクターディマティーニが開発したディマティーニ・メソッド(R)である。
昨日、そのディマティーニメッソドのグループ向けセミナーが銀座でおこなわれ、私もファシリテータとして参加をしてきた。今回、沢山の著書を持ち日本を代表するマーケッターである岩元貴久さん主催のもと、日本全国から36人の参加者を迎えこのセミナーが行われた。
これだけの人数をファシリテーとするのも久々の為、今回、日本の精鋭のディマティーニメソッドファシリテータが11名集まった。ディマティーニメソッドは日本ではまだまだ認知度が低い。が、このメソッド以上に本質をついている理論を私は知らない。
今回もディマティーニメソッドをまだ全然知らない多くの方が参加された。
ディマティーニメソッドのセミナー(または個人セッション)では一連の質問に答えていくことにより、(本人は偏っていると気がついていない)ものの見方をバランスの取れた見方に導いていく。この一連の質問はファシリテータと呼ばれる我々がクライアントに対して行いクライアントは自らそのバランスを取り戻していくのである。
参加者の方はまさか自分が偏った見方をしているとは思っていない為、このプロセスはとても長丁場を必要とする。時にそのプロセス途中で身体が何らかの拒否反応を起こす人もいる。 ところがしっかりとプロセスに従ってこのメソッドを完了したとき、今までにない「愛と感謝」の気持ちがあふれかえるのだ。
今回も多くの参加者が時間をかけこの境地にたどり着いた。多くの方が涙を流し、今までずっと恨んできた人、引っかかっていた人に心から感謝出来るようになっていた。そしてその人は心の声(インスピレーション)に導かれた人生を送れるようになる。つまり、自分の本当に送りたい人生を手にできるのだ。
こうして参加してくれた多く方が、始まる前に固く閉ざしていた心が終わったときには解放され、心からの感謝の涙と笑顔を取り戻したとき、ファシリテータとして本当にやっててよかったと思える瞬間であり、同時に我々ファシリテータも感動の涙を流している。
ぜひ皆さんにも体験していただきたいと思う。
そうすることで皆さんの人生そのものが確実に実りのあるものになるのは間違いない。