私の好きな講演家の方に中村文昭さんという方がいる。
元々は伊勢でウェディングレストランの経営者なのだが、今に至るまでの修業時代のストーリがとても面白く、笑いと涙にあふれる話をされるので、今では年間300講演をこえる日本一といってもいいぐらいの講演家なのだ。
きっかけは数年前、知人からもらったCDだった。「面白いから聴いてみな」そういわれ気軽な感じできいてみた。始めは何ともない静かな語り口調であったがその話の内容に気がつけばグイグイ引き込まれていた。今読まれている方の中にも中村さんの話を聞かれた方は沢山いらっしゃると思う。今ではツタヤでもDVDレンタルされているので気になる方はぜひ借りてみることをお勧めする。
その話の中でいつの講演でも中村さんが言われること・・・
「何の為にその仕事をしているのですか??」
カイロプラクティックという仕事をしていると様々な人と関わりを持つようになる。その中でも仕事に対する悩みを抱えている人も多く見受けられる。そして中村さん曰く仕事には4段階あるそうだ。
一段階目、食べる為の仕事---ライスワーク
うまいこと言ったものだ。まさに食べる為に仕事をしている。やりたいことでなくてもとりあえず生きるため食べる為。正直寂しい生き方でないだろうか?でも多くの方がこの段階であることも否めない。
二段階目、好きを仕事にしたひと---ライクワーク
好きで好きでしょうがない。いくら給料が少なくとも、全く気にならない。
三段階目、生涯の仕事---ライフワーク
本当に自分の人生をこれで生きていく。この為に生まれて来た。生き甲斐。
四段階目、人々に明かりをともす仕事---ライトワーク
ライフワークをされに発展させたもの、仕事を通じて人々に明かりをともす段階、多くの人に影響を与える仕事。
さあ皆さんはどの段階だろう??何の為にその仕事をしているのですか?食べるため?好きだから?生き甲斐だから?それとも人々に明かりを灯すため?
好きを仕事にしている人はドキドキしている。仕事を楽しんで生き甲斐にしている人はワクワクしている。誰かのため、世の中のために仕事に使命感を持っている人はイキイキしている。そしてイキイキして人に明かりを灯している人は実はその人自身がとても光り輝いている。そんな生き方を私もしていきたいと思う。