震災から一ヶ月、今思うこと
明日からカイロプラクティックを避難所の方に提供しに仙台に向かうことになった。多くの方が避難所生活でかなりのストレスや、痛みを訴えているという。沢山の方に少しでもお役に立てたらと思う。
東日本大震災から早くも一ヶ月。先の見えない復興活動、原発、避難所や仮設住宅に住む方のこれから・・・いろいろ問題は山積みであるがとにもかくにも時間は過ぎていく。沢山の方がなくなった。改めてお見舞い、お悔やみ申し上げたい。
世の中はすっかり自粛ムードである。花見や入学、進学、入社、新歓コンパ・・・本来なら町の至る所でにぎやかな声が聞こえてくるが今年はとても静かだ。しかし、被災していない私たちはこんなときだからこそもっともっと動いていくべきではないだろうか?
先日とある方が言っていたこと
「確かにこうして沢山の方がなくなり被害も大きい、だけどあなたがじっとしてても災害復興はすすむの??、自粛ムード漂って消費が低迷して、それで東北の人は助かるの?? こんなときだからこそ経済をまわすことがわれわれにできる最大の貢献じゃない!」
その通りだと思った。東北の造り酒屋の方もお酒が売れないと嘆いていた。これ以上の自粛は震災の二次的な被害につながる。言葉は悪いが、じっとしていても世の中は回らない、だったら少しでも世に出て経済をまわした方がよっぽど東北の方の為になると思う。
震災で多くのものを私たちは失った。しかし実は失ったばかりではない。震災から沢山のものも受け取っているはずだ。これだけ日本人としてみんなが一体になれたこと、災害に対する意識改革、原子力に対する認識、助け合う意識、思いやる心、沢山の愛、人生に対する新たな意識、その他様々なもの。
世の中はチャレンジな出来事があればサポートする出来事が必ずある。 失うものがあれば手にしているものも絶対にある。今できること、感謝の心で前を見ていこう。
日本は絶対復興する。