モチベーションは続かない
いきなりだが「モチベーション」というものは続かない。
「やるぞ!」と決めた時はいいが時間とともにその気持ちがうすれ、いつの間にか行動もしなくなり、またいつもの日々。よくある話だ。 結論から言うと、実はモチベーションでは行動はなかなか長続きしない。
私のメンターのDr.demartini(ドクターディマティーニ)は「モチベーション」とは外からの働きかけが必要な「やる気」のことをいっている。 つまり人からいわれないと、外から働きかけがないと行動に繋がらないということ。 上がったり下がったりするのは「モチベーション」なのだ。
それに対して自分の中から沸き上がる押さえきれない「やる気」を「魂の中からの生まれる」という意味で 「IN-SPIRIT」インスピリット→inspiration インスピレーション、であると彼はいっている。
つまりインスピレーションは魂の中から沸き上がる「やる気」のこと。 このインスピレーションは自分の価値観の高いものに関してはそのインスピレーションどんどんがわいてくる。 自分の価値観に高いものに関係しているから、誰にいわれなくてもその行動が起こせるのだ。
つまりなかなか行動出来ない、続かない、ということはその事柄があなたにとって実は価値の低いものなのだ。 本当に価値の高いものならば内から沸き上がる情熱で自然と行動ができているはずなのだ。
それが「長続きする行動」の秘密。
ではどうすればその価値の低いモチベーションが必要なことに対して行動を長続きさせるか。 まずは自分の価値観を徹底的に知ること。 誰にいわれるでもない自分だけの「大切なもの」を知り尽くすことだ。
そして、その自分の価値観の高いものに対して「モチベーションが必要な価値の低いもの、行動」がどう役に立っているかを徹底的に頭で理解させることだ。
ドクターディマティーニはその「モチベーションが必要な価値の低い行動」が自分の価値観の高いものにどう役に立つのかを1000個書き出すことをすすめている。価値の低いものが価値の高いものに実は役に立っているということを見つけ出すのだ。 そうすると、価値の低い行動は価値の高いものに繋がるようになる。
そうすることでインスピレーションにあふれた行動がとれるようになる。
その価値観は人それぞれ違っている。 だから人の価値観を自分に取り入れることは実はあまり結果に結びつかないことが多い。 もっと自分の価値観に沿った生き方をしてもいいはずだ。