世の中を変えるには・・・
「自分が変わることで周りが変わる。世の中が変わる。」
「自分の部下には出来るやつが全然いない・・・。」
「あいつがもっとこういう風に変われば会社はもっと良くなるのに・・・」
「どうしてあいつは○○○なんだろう・・・」
「本当にあいつは何を言っても全く言うことをきかないやつだ!」
と組織やコミュニティーの中で人をジャッジメントすることが良くある。 かくいう私もそんな中の一人。
自分を棚に上げて不平、不満を語ることが良くあった。 そんなとき、とある方に相談したことがあった。「あいつがもっとこういう風になってくれればいいのに・・・」 「なんで自分の周りにはこうも出来の悪いやつが多いんですかね?」と。そのときその方がこういう風に言ってくれた。
「いいかい、今、野原にハエが何匹もブンブン飛び回っているとしよう。 そのハエは何の周りで飛び回っているとおもう?ハエの飛んでる下には何があると思う??」
「えっ・・・うっ、うんこですか?」
「そう!その通り、うんこがあるよね。じゃあね、今度は野原で沢山のきれいな蝶が飛んでいる。その蝶の下には何がある?」
「お花ですか?」
「そうその通りお花だ!じゃあ今君は自分の周りには出来の悪いやつばかりだと言ったよね。言ってみればそれはハエだ。じゃあそのハエを引き寄せている君は・・・・」
「うんこですか・・・ 」
「そうそのとおり!君はうんこなんだ。」
「つまり君がうんこでいる限り蝶は絶対寄ってこない。自分の周りを出来る人、つまり蝶にしたければ君自身が蝶が寄ってくるお花にならなきゃね。」
「なるほぉどぉぉぉぉぉ!!!!」
「ハエが寄ってくるには訳がある。蝶が寄ってくるのも訳がある。ハエが悪いんじゃない。ハエを引き寄せているあなたが花に変わること、そうすることで周りが変わり、世の中が変わるんだ。」
人を変えようとしてもそれは難しい。まずは自分から変わること。それが一番の近道なのだ。ではどうすれば我々は「お花」になれるのだろう。それが分からなければいくらお花になりたくてもいつまでも我々はうんこのままだ。
それは次回に。続く。